ニュースリリース
最新ニュースリリース
2021.10.20
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『パーソナルカラー』の講義を実施しました
2021.10.12
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『化粧品の官能評価と感性価値の見える化』の講義を実施しました
2021.07.09
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『ワコールにおける人間科学的視点を生かしたものづくり』の講義を実施しました
2021.06.28
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『アンガーマネジメント』の講義を実施しました
2021.06.18
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『漆と工業はどう関わることができるのか?』の講義を実施しました
2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『パーソナルカラー』の講義を実施しました
2021.10.20
2021年10月20日(水)に第6回目の講義(本科3年受講生向け)として、日本マナー・プロトコール協会 認定講師/パーソナルカラーアナリスト 辻 摂子氏と、カラーリスト 國見 恭子氏を講師としてお招きし『パーソナルカラー』についての講義を実施しました。辻氏は、今年6月にも本科1・2年受講生に向けて『国際人としてのプロトコール〈外交儀礼〉』の講義では国際的なマナーについてご講義を実施いただきましたが、パーソナルカラーアナリストとしてもご活躍されています。また、國見氏は、アパレル業界勤務を経て、色彩についての知識を深められ、カラーリストとして様々な分野でご活躍されています。
講義は、まず「パーソナルカラーとは何か」の説明から始まり、各人がイエローベース・ブルーベースの2つのタイプのうち、肌の色、瞳の色、髪の色によって4つ(フォーシーズンカラー:春・夏・秋・冬)のいずれかのグループに分類されるということを教わりました。そして、日常生活において「色」がどのような意図をもって使用されているのか、「色」が心にもたらす作用等を様々なケースを例に挙げて示されました。 色についての座学の後は、グループ毎に個別カラー診断が行われました。講師の先生方が、それぞれ鏡に向かって座る学生一人一人の胸元にカラークロス(布)をあてていき、その学生のカラータイプを診断していきます。診断されている学生は、あてられた布の色によって自分の顔色や印象が全く異なって映る様を目の当たりにし、講師のお二人から的確に自分に似合う色をアドバイスしていただけたことで、一段と自信をもったような素敵な笑顔を見せていました。
人は、他人の第一印象の55%を見た目で決め、なかでも色の印象はかなり多くの影響を与えると言われています。そして講義を通じ、学生たちは「色」は印象だけでなく、自分自身の気持ちにも影響を及ぼすことを知ることができました。今回、パーソナルカラーについて学んだことで、自分の嗜好以外の「色」の選択基準を学び、今後例えば製品の色を決定する時やプレゼンテーションの効果的な色調を選ぶ時、また大切な場面での服装選び、そして自分や他人の気持ちを切り替えたい時など、様々な場面において目的に沿った「より良い色」の選択ができるようになることと思います。

(講義の様子_辻氏)

(パーソナルカラー診断の様子_辻氏)

(パーソナルカラー診断の様子_國見氏)
なお、本教育プログラムの講義では、学科が異なる4~5名のグループに分かれて持ち回りで振り返りのまとめを行っています。今回は、第3班に講義を振り返ってもらいました。
<学生の講義振り返りまとめ> |
パーソナルカラーとは、「自分をイキイキと見せる色」で、イエローベース(春、秋)・ブルーベース(夏・冬)に分けられる。これらは、瞳や髪、肌の色で見分けられ、それぞれの特徴としては、 ・イエローベース(春):明るくクリアな色 ・ブルーベース(夏) :優しくパステルカラー ・イエローベース(秋):深くリッチな色 ・ブルーベース(冬) :ビビッド、はっきりした色 がある。人はパーソナルカラーをはじめ色に影響を受けている。特に第一印象は見た目で55%決まる。(ミカンは赤ネットの方が美味しそうに見える、など)以上より「色」は自身と世の中の人たちに貢献できるツールで、特にパーソナルカラーは自分を癒したり、元気や勇気をもらえるものであることがわかった。この講義によって、色は世の中のすべてのものに直結しており、そのモノ・コトを決める大切なものであると学んだので、技術者になって何かを開発していくうえでとても役に立つと思う。(色の影響力は強い) パーソナルカラー診断を通して自分を客観的に見ることができてとても良かった。余談だが、講師の先生方の立ち振る舞いや言葉遣いがとても美しくて憧れた。 |
今回、辻 摂子様・國見 恭子様のお二人には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。