ニュースリリース

2021年度しなやかエンジニア教育プログラム 『国際人としてのプロトコール〈外交儀礼〉』の講義を実施しました

2021.06.16

奈良高専では、新しい価値を持ったモノ・コトを作り出すことができる「豊かな感性・表現力」を備えたエンジニアリーダーの育成を目的とした「しなやかエンジニア教育プログラム」を実施しています。

2021年6月16日(水)に第1回目の講義(本科1年、2年受講生向け)として、日本マナー・プロトコール協会 認定講師の辻摂子氏を講師としてお招きし『国際人としてのプロトコール〈外交儀礼〉』についての講義を実施しました。辻氏は、日本航空国際線客室乗務員として長年国際線に乗務され、ご退職後は、その知見、経験を生かし、企業や学校において接遇指導を行うなど、広くご活躍されておられます。

今回の講義では、はじめに、プロトコール〈外交儀礼〉とは、異なる文化や言葉が混在する場所で円滑に行事を進めるための国際社会での外交活動のマナーや儀礼であり、序列、右上位、答礼・相互主義、異文化尊重、レディ・ファーストの5つの原則で成り立っているということ、そしてマナーは心を表す所作やルール、エチケット、作法だということを教わりました。外交マナーとして大切なポイントは、お互いの違いを知りそれを尊重しあい、決して自国の物を強制しないということであり、元日本航空客室乗務員チーフパーサーとしてご活躍されていたご自身の経験を交え、国によってジェスチャーの意味や挨拶などの違いをあることを例に出して、まずは相手の国の歴史や風俗、宗教、文化を知ることの重要性が説かれました。

次に、国旗の取り扱い時の注意として、掲揚時のマナー、方法、掲揚位置や、それらが表す意味についての説明を受け、実際に自分達で序列に従って国旗を並べるグループワークや挨拶の練習などを行いました。

(講義の様子)

(講義を聞く学生の様子)

今回の講義を通じ学生たちは、マナーを単にルールとしてではなく、根幹にあるのは相手への思いやり・敬意の表れだということ、相手の背景を知ることでお互いに不快な思いせずにすむこと、また自分自身がトラブルに巻き込まれることを回避できるということを、しっかりと理解しました。普段ニュース番組などで何気なく目にしている、式典や公式行事、会議やパーティーなどの映像の裏側にある様々な決まり事、序列を知ることで、今後それらの映像を見る視点が変わってくるものと思います。

(グループワークの様子)

 

<学生の講義振り返りまとめ>

「プロトコール」とは、国際儀礼の事を指しており、国家の平等を示す外交活動・交流に必要不可欠なものである。

外交において、また異国間交流においても、国により考え方やルールは千差万別であるため、プロトコールやマナーによってルールをある程度統一しておくことは、非常に大切なことであると思った。

講師の方から「あくまでも心が大切」という言葉を聞き、相手の文化を尊重し、助けを必要としている人の気持ちを考え、自信をもって思いやりの気持ちを行動に変えていきたい。

どのような場面でも役立つので、マナーについて学び、相手に配慮して行動できるようになれると良いと思った。

 

今回、辻摂子様には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

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