ニュースリリース

2020年度しなやかエンジニア教育プログラム第4回目講義 「カブリモノ製作」の講義を実施しました

2020.12.18

 本校では昨年度より、新しい価値を持ったモノ・コトを作り出すことができる「豊かな感性・表現力」を備えたエンジニアリーダーの育成を目的とした「しなやかエンジニア教育プログラム」を開始しました。

 本教育プログラムの本年度第4回目の講義として、12月18日にカブリモノ作家 チャッピー岡本氏を講師としてお招きし、『カブリモノ製作』についての講義を実施しました。岡本氏は、ディスプレイ、プロダクト、パッケージなど幅広いデザイン活動を展開されておられる一方、かぶりもの作家として、カブリモノワークショップ「カブリモノ変心塾」を全国で開催されておられます。

 講義では、1枚の紙から自由自在に様々なカブリモノができる過程、そして岡本氏が実際に製作されメディア等で取り上げられた数々のカブリモノの紹介などを交え、カブリモノ製作の魅力について語られました。演習では、1枚の紙の型紙から基本のかぶりものを作る方法、そしてそのかぶりものに装飾を施す方法について学び、学生は各自が思い描く自分だけのカブリモノの製作に取り組みました。
 最初は1枚の用紙からかぶりものができることのイメージできず、製作にも戸惑いを見せていた学生も、最後は楽しく自分なりのカブリモノに仕上げていく様子がうかがえました。今回の講義を通して、学生は1枚の紙を色々な角度から観察し、想像と工夫で1つのモノを作り上げる楽しさを学ぶことができた素晴らしい時間となりました。

                                  (チャッピー岡本氏の講義の様子)

                              (カブリモノ製作に取り組む様子)


 なお、本教育プログラムの講義では、学年、学科が異なる5名が8つのグループに分かれて、毎回ディスカッションや講義の振り返りを行い、グループ持ち回りで振り返りのまとめを行っています。今回は、第5、6班に講義を振り返ってもらいました。

<学生の講義振り返りまとめ>

○「カブリモノ」とは、、、
・人を笑顔にし、周りの人を楽しい気分にさせるもの
・人は変心願望があって、カブリモノをかぶることでそれが満たされる。

○ものを作っていく上では、、、
・他との差別化が必要である。
・1つのものを多視点から見ることで 自分のアイディアを具体化させることができる。

先生のお話しを聞いて、自分の好きなことを仕事にしている人は、活き活きとしていて楽しそうだと感じたし、人生経験が色々な場面で活きてくると思いました。何事にも興味を持って頑張っていくこと、また壁にぶち当たっても努力すれば良い方向に向かうことを大切さを改めて感じることができた講義でした。ありがとうございました。

 

今回、チャッピー岡本様には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

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