ニュースリリース

2020年度しなやかエンジニア教育プログラム第1-2回講義「グラフィックレコーディング」に関する講義を実施しました

2020.10.23

 本校では昨年度、新しい価値を持ったモノ・コトを作り出すことができる「豊かな感性・表現力」を備えたエンジニアリーダーの育成を目的とした「しなやかエンジニア教育プログラム」を開始しました。

 

 本年度の「しなやかエンジニア教育プログラム」は、新型コロナの影響で開講が遅れていましたが、第1回目の講義を10月9日(金)と10月16日(金)の2回に渡り、吉田友子氏を講師としてお招きし『グラフィックレコーディング』についての講義を実施しました。吉田氏は、イラストレーターとしてご活躍されると同時に、グラフィックレコーディングのセミナーも数多く開催されています。
 10月9日の1回目は、グラフィックレコーディングの基礎について学びました。言葉だけでは伝わりにくいこともある議論や思考を、絵や文字で可視化するグラフィックレコーディングを用いることで、より良いコミュニケーションが生まれることが示されました。続いて、伝わる絵を描くための技法が説明され、それを基礎知識として、実習では、自分自身の将来の像について絵で表現することにチャレンジしました。最初は絵を描くことに戸惑いの顔を見せていた学生も、「伝わる絵」という視点を学んだことで、生き生きとそれぞれの目標を絵にしていきました。
 10月16日の2回目は、複雑な文章をグラフィックレコーディングの技法で表現することに取り組みました。最初は短い文章から少しずつ長い文章へと、そして更に、耳で聴いた言葉を絵や文字で可視化する練習を行うことで、聴いたことを構造化する力を養いました。最後に二人一組となり、お互いのインタビューをグラフィックレコーディングで表現することに取り組みました。
 絵と文字で表現をする今回の講義は、学生にとって難しくもある反面、楽しいと感じたようで、毎日何気なく行っている「書く」ことに、新しい一面があると学んだ、素晴らしい時間となりました。

吉田氏の講義の様子

グラフィックレコーディングに挑戦

ワークショップの発表の様子

 

なお、本教育プログラムの講義では、学年、学科が異なる5名が8つのグループに分かれて、毎回ディスカッションや講義の振り返りを行い、グループ持ち回りで振り返りのまとめを行っています。今回は、第1、2班に講義を振り返ってもらいました。

<学生の講義振り返りまとめ>

今回の講義で、初めて「グラフィックレコーディング(グラレコ)」を知った。

グラレコの利点として、議論や自分の思いを文字や絵を組み合わせて表現することで、パッとみて理解しやすく、お互いの解釈違いの防止にもなる。また、描きながら思考を整理することができ、形として残せて後で見返すことができる。そして、なんと言っても、文章で書くよりも楽しく、時間短縮にもなると感じた。

講義の最初は絵が苦手で不安な部分もあったが、講義を通じ、上手な絵より伝わる絵を書くことが大切であることを理解した。簡単な絵(○や△、□)を使って情報を整理していくことで文字より絵の方がわかりやすいことを演習の中で実感することができた。また、思いを伝える部分として、顔の絵の眉や目、口の形を変えるだけで簡単に色々な表現ができることがわかった。

今回の講義で修得したグラレコのスキルを、今後の授業ノートや日々の勉強に役立てていくとともに、相手に伝える手段としても活用していきたい。

 

 今回、吉田友子様には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

記事一覧に戻る

ページの先頭に戻る