ニュースリリース

2020年度しなやかエンジニア教育プログラム 『スケール ni(ニ) ふけーるワークショップ』を実施しました

2021.03.18

 「しなやかエンジニア教育プログラム」の科目の一つである「応用イノベーティブ・ワークショップ」の授業として、安藤隆一郎氏を講師としてお招きし、3月16日(火)・17日(水)・18日(木)の3日間にわたり「スケール ni(ニ) ふけーるワークショップ」を実施しました。安藤氏は、昨年施行の「藍染ワークショップ」でも講師としてご指導をいただき、染織を専門とされる一方、体の使い方を0(ゼロ)から見直すための実践《身体0ベース運用法》を考案、体験型インスタレーションの制作、発表やワークショップなどを行っておられます。

 本ワークショップでは、「スケール」をテーマとして、身近なものを尺度として使用してモノを「測る」ことを通して、物事を多角的に見る力を養うことを目指し、しなやかエンジニア教育プログラムの本科2年生の受講生19名が参加しました。

1日目は、「野菜身体測定会」を行いました。日常的に用いられているメートル法などの尺度に纏わる講義の後、尺度を自分の身近なものとするために野菜を使用した「野菜尺」を制作し、実際に「野菜尺」を使って自分達の身体を測ってみました。野菜尺という発想に、最初は少し戸惑ったような顔を見せていた学生も、作業が進むにつれて活き活きとした様子で、普段何気なく使用しているメートル法を別の尺度に変換することで見えてくる新しい視点に気づかされたようでした。

 

          (野菜尺を使った身体測定の様子)

 2日目は、専門学科別のグループに分かれ、各学科を表現する尺度定規の制作を行いました。各グループで、専門科目の授業で使用している道具の型どりや実測をして、定規のデザインや用途について話し合い、制作に取り組みました。

 3日目は、専攻科生の協力を得て、レーザーカッターを活用してアクリル板を加工してデザインした定規を仕上げました。また、その定規を生協で販売することを想定し、販売用のポップを制作し、それぞれに定規の用途やデザイン、アピールポイントを工夫して発表を行いました。

 

          (学科尺度製作の様子)

                                         (機械工学科の尺度)

 学生からは、今回のワークショップでグループで1つの物を制作していく過程でコミュニケーション力や表現力を高められたという声や、新しい視点を得られたというような感想が寄せられました。身近なものを使用した新しい尺度制作を通じ、普段の日常に対する意識の変化を実感し、物事を多角的にとらえる力を養う貴重な経験となったようです。

 安藤隆一郎様には、多大なるご協力を頂戴しましたことに、感謝申し上げます。

記事一覧に戻る

ページの先頭に戻る