ニュースリリース

2020年度しなやかエンジニア教育プログラム 『プロダクトデザインワークショップ』を実施しました

2021.03.10

 「しなやかエンジニア教育プログラム」の科目の一つである「基礎イノベーティブ・ワークショップ」の授業として、昨年度に引き続き、本校の卒業生でもある HILLTOP株式会社 企画開発推進部/プロダクトデザイナー 森下 陽介氏を講師としてお招きし、3月8日(月)・9日(火)・10日(水)の3日間にわたり、「プロダクトデザインワークショップ」を実施しました。

 本ワークショップには、しなやかエンジニア教育プログラムの本科1年の受講生9名(※)が参加し、『New Normalな社会においての「握る」を考える』をテーマに、既存の製品やサービスを再考し、プロトタイピング(試作品を使って検証や改善を繰り返す)手法による制作を通し、新しい「握る」の常識をカタチにするワークショップを実施しました。
 本ワークショップを通じ、アイデアを形にするプロセスを身につけることや、製品開発におけるプロトタイピングの重要性を理解することを目指しました。

 1日目では、ブレインストーミングの手法についての説明、また、プロトタイピングの概要・手法、それを進めるためのUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの手法や、5W1Hを使ったコンセプトの考え方についての講義がありました。その後、グループに分かれて、今回のテーマである「握る」「New Normal」についてのブレインストーミングを行い、自由にアイデアを発散していき、そこで展開されたものを各自の「握る」のコンセプトへとアイデアを収束させていくコンセプトワークを行い、講義で得た知識を実践していきました。

             (森下氏の講義の様子)

            (コンセプトワークの様子)

 2日目は、前日のコンセプトワークをベースに、スタイロフォームを使用して「握る」のプロトタイプ制作に取り組みました。学生たちは、スチロールカッター等を使って自分たちの思い描く「握る」を模索しながら熱心にスタイロフォームを加工していきました。また、森下氏よりデジタルファブリケーションの例としてごPhotogrammetry(写真をもとに3Dモデルを生成する技術)もご紹介いただきました。

          (スタイロフォームを使った製作の様子)

 3日目の午前には、作品に込めたコンセプトなど、完成したそれぞれの「握る」ものについてプレゼンテーション資料を作成し、午後から、各自が発表を行いました。森下氏からは、個々の学生たちの取り組みや作品に対して講評をいただきました。

 学生からは、他の学生の発表に刺激を受け、同じテーマでも自分とは全く異なる視点があることの面白さ、アイデアを具体化する技術を学べて良かったという声が上がりました。
 今回のワークショップでは、多視点から物事を捉えて発想力を養い、製品開発におけるプロトタイピングの重要性を実体験することのできた、学びの多い時間となりました。

森下陽介様には、多大なるご協力を頂戴しましたことに、感謝申し上げます。

 

 

※1年生の「基礎イノベーティブ・ワークショップ」では、伝統系とデジタル系のワークショップを3年生の「総合イノベーティブ・ワークショップ」と交互に受講することとなっています。プロダクトデザインワークショップには、1年生の受講生の半数が受講し、残り半数は陶芸デザインワークショップを受講しました。

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