ニュースリリース

しなやかエンジニア教育プログラム第9回目講義「機能的価値に伝える感性」に関する講義を実施しました

2019.12.17

本校では2019年度より、新しい価値を持ったモノ・コトを作り出すことができる「豊かな感性・表現力」を備えたエンジニアリーダーの育成を目的とした「しなやかエンジニア教育プログラム」を開始しました。

 

2019年12月10日(火)に第9回目の講義として、コクヨ株式会社ステーショナリー事業本部ペーパープロダクツ開発部でご活躍されていた村上智子氏を講師としてお招きし『ステーショナリのユーザビリティ』と題して講義を実施いただきました。
キャンパスノートなどで知られている文具メーカーのコクヨ株式会社において、グッドデザイン賞を受賞したクリアブックの開発に携わっておられた村上氏より、ステーショナリの製品化に向けた様々な課題と、その解決方法についてお話しをいただきました。

まずは、本講義のテーマ「ステーショナリのユーザビリティ」のユーザビリティとは、ユーザーにとっての使いやすさであり、お客様の声を聞いていかに製品に反映できるかが製品開発において最も重要であることが説かれました。その後、学生はコクヨのさまざまなノートの書き心地や使いやすさを体感し、ユーザーの立場から感じたことを発表しました。
また、コクヨでの実際のノートの企画〜開発過程について説明いただきました。例えば、小学生向けキャンパスノートの開発では、小学生と母親からアンケートを取り、双方の問題点を解消した試作品を作り、再びユーザーの評価を受ける、これを幾度となく繰り返してようやく製品として市場に送り出されていることが示されました。

村上氏の講義の様子


講義の後、学生は4〜5名のグループに分かれ、講義から得た気づきなどについてメンバー同士で共有し振り返りを行い、グループごとに気づきについて発表しました。

学生の気づきの中には、「どのモノづくりも、ユーザーのことを第一に考えるのは共通している」や「利用者が感じていること(感性)を製品づくりに反映させる概念は技術者にとって必要なことであり、しなやかの講義を通してその感性を学ぶことは大切だと感じた」などの意見が聞かれ、また、「これからノートを選ぶ時は紙質を意識してみたい」というように、物をみる新しい視点が芽生えたようです。

今回の講義を通して、学生は多くの過程と細かな試行錯誤から製品が生まれてくることを学び、近い将来にエンジニアとしてものづくりに携わるうえでの大きな糧となる知識を得た貴重な時間となりました。

講義風景:普段使い慣れたノートを違う角度から見直す

 

今回、村上智子様には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

 

 

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